2010年12月31日金曜日

2010年を想う



様々な物事の精算すらまともに終わらないまま2010年が終わろうとしている。

年始に九十九里で立てた誓いは、うーん、果たせたのかな?とりあえずいっぱいいっぱいではあったけど、「真面目」にはもう少し足りない感じか。来年こそもう少し実直にいろいろなことをこなしていかねば。

海外進出・・・これは合格?一年に二度も海外へ行くという初めての経験をし、そのどちらとも今までの海外体験とは違った形で現地と接することができたというのは、来年の来るべきヨーロッパプランに向けての大きな布石になったと信じたい。

とにかく移動距離の大きな一年であった。
3月にはせんだいデザインリーグと京都とオーストラリア。
夏も青森やら西方1000kmライドやら中国行きやらでなんだかんだで殆ど東京にいなかったような気がする。
課題も徐々に忙しくなり、課題のことを考えている時間が飛躍的に伸びたという実感は確かにある。
体力的な限界の低下を感じつつも、こなすべきことの数が増えた事も相まってとにかく余裕のない一年になったように思える。

14年間乗り続けた家の車が壊れ、新車が来た。僕が免許をとってから一年ちょっとの間、彼にとっては最後の一年の間、いろいろなところに連れて行ってもらった。長く時間を共にしたものには少なからず思い入れが生まれる。ましてや幼少期から一緒であったのだから。別れる前にせめてもという気持ちで写真をたくさんとっておいた。廃車になって成仏してくれたらと思う。←後日抹消手続きの書類が東京三菱さんから来たのだけれども、なぜか所有者が東京三菱販売に登録変更されて、まだ廃車になっていないらしい。なんだかな。

去年の春の三鷹一般公開に相内に連れていってもらって以降、これまで本で読むだけの宇宙開発ファンだったものが一転していろいろと見に行くようになった。そして、幸運にも今年は文字通り宇宙開発ファンには忘れられない程にイベントの多い年となった。
殊に去年辺りから相内に訓練をされてISASファンになった私には本当によいタイミングであった。何度授業を抜けだして記者会見を聞いたことか。

私生活も少しずつ様々な変化を見せ、安定こそしていないものの新しい出会いにあふれた刺激的な一年であった。
今まで触れてこなかった類の人間の感情に触れることは、時にもどかしさや苦痛を伴うものであったが、いずれにせよ慣れていかなければいけないものだとも強く感じた。

今までの人生の中でも相当に濃い一年ではあったが、同時に最も短く過ぎた一年であったとも思える。

来年はどんな一年になるのかは分からないが、着実に日々を積み重ね、後悔のないより良い一年にしていかなければならない。
今年一年皆さん本当にお世話になりました。
来年もどうかよろしくお願い致します。