その名前が「建築不動産実務クラスタ交流会」であった時からお手伝いさせていただいている「PROPS」というイベントがある。
毎回配信やスライド・機材関係でのお手伝いをさせていただいている関係で、トークの内容を聴いたり、資料をじっくり見せてもらえる機会が多いこともあり、非常にイベントの面白いところを見せてもらえていると感じている。
来週2月24日に第四回の「マーケティング・レイティング」が開催されるので、その前に印象的だった第三回を簡単に思い出して記してみようと思った。
第三回のテーマは「働き方・生き方・稼ぎ方」 第三回は実務の内容に近いものを扱うそれ以外の回と比較すると少し異質なテーマ。まだ学生の身であり、実務に携わっていない身にとってはいつになくセンセーショナルなテーマでもあった。
第一部の登壇者の方々はより建築・不動産の実務の世界で生きてきた方々、第二部の方々はさらにワイルドに様々な形で枠組みレベルから自分で働き方を作って生きている方々という構成だった。 そういったこともあり、一部ではどうやってキャリアを形成し、それを育て、「死なない」ために何が必要か、キャリアを形成するために必要な環境は何かという、より業界内での「働き方・生き方」にフォーカスした内容だったのに対し、二部では「こういった生き方・働き方があるんだ」「こういった生き方の場が成立するのか」といったブレイクスルーに重心がよっていた点がとても印象的だった。
二部が終了し、バータイムでCOEDOビール(特に無濾過のものがものすごく絶品で、感動的だった。)を片手にこれまでの会にも深く関わっておられるある方と会の内容について話をしている時にその方から二部の登壇者の方々について「やっぱりあの人達だから形成できたキャリアっていうのはあると思う。なにせ恐ろしく面白く、ぶっ飛んでいる人なのだから。他の人が真似をしたらこうは行かないだろうし、そもそも他の人が同じような発想に辿りつけない場所で生きているからああいう生き方ができるのだろう。」といった趣旨の話を何人からか聞いた。確かにそうだと思う一方で、個人的には第二部の登壇者の方々のキャリアパスについてもその根底に流れる一貫したものをなんとなく感じられたようにも思える。
今回の会のように第一部のリアリティあふれるトークと並列しての第二部の内容があったからこそ、それらの方々のキャリアに対するビジョンの位置付けがしっかりと理解できたような気もしており、とてもおもしろい構成だったと会が終わった後にぼんやりと考えていた。
PROPS公式より(撮影 楠瀬友将) |
宣伝のようになりますが、来る2月24日(日)に第四回「マーケティング・レイティング」が開催されます。チケットの申し込み、会場や時間などの詳しい情報はhttp://props.a-ri.jp/811にあります。
今回はまさに実務クラスタ交流会の時からPROPSが向き合ってきた建物と不動産をつなぐというテーマのメインストリームに位置する内容だけにとても期待が持てます。座席の確保はお早めに!
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