2009年11月24日火曜日

ガジェットマニアな日記。久々のヘッドフォン

ヘッドフォンの音量を電車内で上げたくはない。それは難聴が怖いから。日々少しづつ音量を下げて耳をいたわっていたつもりではある。そうはいっても、今の半密閉式のFOSTEXを屋外で使い続けるのにはおのずと限界がある。だってでかいし、遮音性は皆無だし。
そういったわけで、ついにカナルに手を出そうと思う。あんだけカナルを毛嫌いしといていまさらかよ(笑)という声が聞こえそうだけど、ここは仕方ない。今のカナル式のラインナップは数年前では考えられないほどすばらしいし、なにより参入メーカーも飛躍的に増えて選べる音の幅も広くなった。
一年ちょっとぶりにヘッドフォン選びとしようか。
予算は去年みたいに出せるわけではないので今回は八千円まで。

本命
Ultimate Ears Metro Fi 170
こいつはやわらかくていい音。低音よりとはいえ、そんなに乱れてはいないし、なにより音場感がたまらない。過剰なまでの鋭さは望むべくもないけど、すごくいい味出してる。バスからハイハットまで全音域。
個人的にはめちゃくちゃ好み。シュアーと並んでミュージシャンのステージで見るブランドだけにイメージもよし。

対抗
Shure SE115
シュアーなのにダイナミック?と言いたいところだけどそれは小さな問題で、シュアーっぽく比較的フラットになってくれる。装着感も悪くはない。T-5Mでフラットに育った僕の耳にはある意味一番自然に聴こえる。ただ、シュアーがここまでメジャーになっているとかぶるしちょっと面白みが足りない。

単穴
Etymotic Research ER-6
ど定番。繊細な表現力はやっぱりすごい。けど、ちいと低音が足りなく感じてしまう。間違いない選択だろうけど、趣味でない。

連下
Klipsch Image S2
上位機種X10譲りの外観に期待は異様に高まったのに音は・・・・。いい感じに遮音性も高くて高音も伸びるのだけど、中低音がちょっと厳しい。なんというか響かない。繊細さが足りないのか、そもそもの量感がないのを小細工で盛り上げているからなのかとかはわからないけど、あんまりこの値段の商品としては芳しくない感じ。そういうべたっとした中低音のせいで音場感はいまひとつ。好みではない。

問題外
AKG K321
基本的に日本人の耳にあっていない。素性は悪くないのかもしれないけど、フィットしない以上遮音性もなく、ただ特徴的な低音がどろどろと流れていく感じ。

大穴
Audio Technica ATH-CKS70
値段のワリにはそこそこ良いのではないかと思った。どうせ通学専用ならば安く抑えたモデルを買ってしまうのもアリなのかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿