2009年7月29日水曜日

地図から消えたニガヨモギ

ヤマフジの日記から張ってあったリンクから見た写真スレにあった写真から、以前熱病に侵されていたかのようにチェルノブイリについて調べていた時期を思い出した。
元来ソビエトの謎めいた空気にものすごく興味があり、そこから興味がいろいろな方向へ伸びていったのだけれども、チェルノブイリから抜け出せなくなったきっかけはこのサイトを見たことだったのだと思う。
http://www.kiddofspeed.com/japanese/
ウクライナだかの若い女の人がカワサキのニンジャでチェルノブイリを目指すというものだった。
日本製のSSというどこかSFチックな空気をまとう乗り物で、終末感の漂う崩壊した近代の傷口を駆けるという内容自体がどこかSFジャパニメーション的(先入観ですが)なポストモダンを感じさせる内容にも感じられた。
実際彼女のたびは捏造だという話もちらほら聞かれるが、そんなことはまあ問題ではないような気もする。

原子力の怖さ云々を語りたいわけでもないけれど、人間の不思議さを強く感じる。
アラル海の干拓もそうだけど、ソビエトと環境破壊のネタは極端であるからこそ人間と地球環境の関係性を強く意識される示唆的なものだと自分は感じるのだ。
きっとずっと緩やかであれ、何かしら不可逆な影響を僕らは地球に及ぼして生活しているのだ。


ああ、物理やばい。軽く書こうとしただけなのに気づけば20分経ってる・・・。

4 件のコメント:

  1. 深夜にこんにちわ笑
    今時間無いからアレだけど後で絶対リンク先読みます。

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  2. これはクールだ。

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  3. 読んだ。
    放射能が散らばるってこういうことだったんだ。
    人間も木も動物も、結局皆原子で出来てて、化学反応するんだな。当たり前だけど、そんな風に思った。

    核の砂漠のど真ん中って表現があったけど、ほんとそんな感じ。こんな場所地球にあるのかーって、SF観てるみたいな。

    確かに環境問題のネタとしてはこれ以上はないね。
    これくらい非現実的じゃないと現実のこととして受け入れられないのかも。矛盾してるようだけど。

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  4. コメント返しが遅れてすみません。

    なかなかすごい記録ですよね。

    リアリティーを乖離させてしまうほどの圧倒的な恐ろしさが、SFチックにも思えますよね。
    もし、興味を持っていただけたのでしたら幸いです。

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