昼から映画三昧。
ただ、時計仕掛けのオレンジ(初見)とフォーンブースを見たせいでやけに胸焼けがするんで、以前から見たかった世界最速のインディアンを見ることにした。
スピードマニアにはおなじみボンネビルスピードウィークものの映画。主人公のバート・マンローは実在する人物で、今でも1000cc以下流線型クラスの世界記録保持者。
こういう映画は素直に大好きだ。
主人公を取り巻くすべての登場人物がとても人間的な魅力でいっぱいで、何より主人公に対してとてもおおらかである。きっと、彼みたいに本気な人の邪魔をする気には誰もなれないに違いない。
伏線がありそうな(フラグ立ちまくりってやつだろうか?)シーンも、ほとんどその後のシーンに意味を持たない。失敗しそうでもうまくいったり、いきなりトラブルが襲ったりとある意味実際の世界に近いその感覚も、映画の魅力を高めていると思う。
なにより、アンソニー・ホプキンスが素敵過ぎる。やっぱり年輪を重ねた役者にしかできない表情は格好がいい。
ライトスタッフでもそうだったけど、アメリカのカラッとした景色と一途なチャレンジャーはよく似合う。
今度アメリカに行くときは、スピードウィークの時期に行きたいな。映画を見てよりその気持ちが強くなった。
もしくはリノのエアレースの時でも。生ムスタングもいいな。
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